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PS3でVF5FSをもっと楽しくプレイするために【活用編】

あと3日で家庭用VF5FSの配信が始まります!
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過去2回に渡って、PS3でVF5FSを始める準備から周辺機器の調整までを書きました。
今回は3回目ということで、VF5FSをPS3でプレイするための更なる快適性の確保、動画作成環境の構築、ついでにVF5FSをきっかけにPS3を買う人向けの、torne導入とHDD拡張について書きたいと思います。


■PS3本体のクリーニングについて
PS3はいろいろな場所から空気を吸い込み、後ろから吐き出すことによって内部に空気の流れを作って、オーバーヒートしないように作られています。
そのため、空気の吸い込む隙間に埃がたまると、しっかりと空気を吸い込もうとするために内部ファンの回転速度が上がります。
VF5FSを快適な環境でプレイするためには、騒音は排除する必要があります。

ということで、以下の手順での掃除をしておくことをオススメします。

1.ケーブルを全て抜き、掃除機で埃を吸って取る。
□横置きで見た場合の正面、横、コネクタを挿す口
□横置きで見た場合の側面(下から見上げたりすれば、普段気付かないところに隙間があります)
□背面の各噴出し口及びコネクタを挿す口

2.外側を拭く
□ウェットティッシュなどでキレイに。

3.内部の埃を飛ばす。
□イジェクトボタンを押しながら、電源コンセントを差し込む。
 内部ファンが一時的に高回転稼動します。その音が聞こえたらイジェクトボタンは離してください。

エアダスター等を使用するよりも、よほどキレイになります。

温度対策、騒音対策は以上です。


■動画キャプチャとスクリーンショットについて
PS3ではスクリーンショット対応ゲームの場合、ゲーム中にPSボタンを押して表示するメニューよりフォト>スクリーンショットという項目を選択することでスクリーンショットを撮ることが可能です。
ただし、あくまで対応したゲームであることが条件なので、もしVF5FSが非対応であれば動画キャプチャを行う必要があります。
そこで、もしVF5FSがスクリーンショットに対応していなくて、なおかつ対戦リプレイも解析に足る再生機能を持っていなかった場合を想定して、PS3における動画キャプチャに必要な機器と接続について説明したいと思います。

まず、PS3でのVF5FS動画を録る際に満たしたい条件を以下とします。

・1秒あたりのコマ数は59.94
・音声は必要
・映像サイズは1280x720(プログレッシブ)の720p(PS3におけるフルサイズ)
・プレイ中はキャプチャによるラグ等の影響は受けたくない

実はこの条件を全て満たそうとすると、かなりお金が必要(30,000円弱くらい)になります。
VIPで初心者がゲーム実況するには@ Wikiを熟読して理解した上で、自分の環境に合わせた選択を行うのが一番良いと思います。
しかし、少し難しいと思いましたので、お勧めのキャプチャ環境構築を2種類抜粋してみました。

注意点は、PS3からHDMIケーブルを使用して出力される映像は、HDCP対応機でなければ映すことが出来ないという点です。
また、HDMIも3D対応されたバージョンであることも必要です。
以下の機器以外でも同様の機能を持った部材はいくらでも存在しますが、探される際にはくれぐれも720p60、HDMIバージョン(HDMI1.3b HDCP1.0/1.1/1.2)、HDCP対応の3つのキーワードは必ず念頭に入れておいてください。


・誰でも導入しやすい簡単な接続方法
Hauppauge HD PVR GE
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1.PS3のAVマルチポートとコンポーネント+AVケーブルの変換ケーブルでPS3とHD PVR GEを接続。
2.HD PVR GEとテレビをコンポーネントとD端子の変換ケーブルで接続します。
3.USBケーブルでPCへ接続。
4.PS3にて、設定>ディスプレイ設定にて、「コンポーネント/D端子」を選択して確定。
5.PS3にて、テレビ解像度は720pを選択して確定。
6.PS3にて、音声設定を[音声入力端子/SCART/AV MULTI]を選択して確定。

必要なもの:
□パソコン(ノートパソコンでも大丈夫です)、USBケーブル
Hauppauge HD PVR Gaming Edition
□PS2、PS3用マルチAVコンポーネントケーブル(SCPH-10490

VF5FSをプレイする際、PS3の画面をTVとパソコンの両方へ同時出力させることによって、キャプチャデバイスを入れた際の遅延を防ぐことが出来ます。
プレイする画面にはラグのない映像を流しつつ、パソコンへ映像データが流れ込んでいく形です。
しかも映像処理もこのHD PVR GEが処理した状態でパソコンへ送り込みます(ハードウェアエンコード)ので、最低限の映像再生スペックを持ったパソコンでもキャプチャを実現出来ます。
ただし、この形でキャプチャ環境を構築すると、PS3でDVDを再生した際のアップコンバートがかからなくなります。


・パソコンに詳しい人向けキャプチャ環境構築

ドリキャプ HDMIキャプチャーカード PCI Express (x1)接続 DC-HC1

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※ソフトウェアエンコーダーです。
PS3から出たHDMIケーブルを分配器でTVとDC-HC1へ分配する形です。

必要なもの:
□PCI Express (x1)のスロットが空いたPC
DRECAP DC-HC1
□HDMIケーブル1本
□HDMI分配器(HDMI1.3b HDCP1.0/1.1/1.2を対応できているもの)
 ・TSPD-12など

このように、PS3はHDMIの他にAVマルチというポートを持っておりますので、HDMIケーブル(HDCP)で解決しようとしなければ、キャプチャ環境は比較的容易に構築することが出来ます。
どちらの方法もそれほど難しくありませんが、やはり初期投資が必要となりますので、アーケードでプレイしてVFNETの動画作成サービスを利用するという選択肢も悪くないと思いますw

以上が、動画キャプチャ環境に必要な部材、接続、制限事項です。


■HDD拡張とTorneの導入について
VF5FSをプレイするためにPS3を購入された方には、torne導入をオススメしたいです。
番組を録画するためのHDD増強及びtorne増強については、以下リンクをご確認ください。

PS3 HDD載せ替え及びtorne導入

以上です。

今回を入れて3回、VF5FS導入関連エントリーを行いましたが、今回の内容がおそらく一番難しいと思います。
何か疑問点があれば、このエントリーのコメントでも、ツイッターアカウント@eetokono_bonbonまでご質問いただけければ、答えられる範囲でお答え致します。

それでは。
by TrickBlue | 2012-06-04 00:03 | その他

バーチャファイターのパイに萌える気持ち中心のブログです。


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