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家庭用VF5FSをプレイする準備について【環境編】

前回のエントリーでは、PS3で始めるVF5FSというテーマで書きましたが、今回はPS3/Xbox360どちらでも確認しておきたい内容なので、題名からPS3の文字は外しました。

VF5FSのようなシビアなゲームを自宅の環境で出来るだけ快適にプレイするためには、普段とは異なり、多少の見直し、確認項目が必要になります。

■液晶テレビの遅延対策について
巷でも気にされている方が多いラグ(遅延)については、以前家庭用VF5FSの試遊レポートのエントリーで家庭用VF5FSの感触を書きましたが、PS3/Xbox360のどちらも遅延を感じたことに違いはありません。

遅延については、おおまかに以下ののポイントで発生する要素があります。

コントローラ本体テレビ入力テレビ出力

そこで、まず対策したいのはテレビの入力から出力の遅延です。

一般的な家庭用液晶テレビの映像は、情報がテレビに伝わった後、テレビが倍速処理や映像補正を行った上で画面に表示されます。
遅延はそのような”キレイな映像を出力する”処理を行うために発生します。
もちろん液晶の応答速度というものもありますが、いまどきのテレビであれば液晶パネル自体での残像は至近距離でしっかり見つめないと感じ取ることは困難なほど抑えられています。

つまり、それらの機能をカットすることによって遅延を抑えることが出来ます。
カットする方法はメーカー別に異なりますのが、ゲームモードやダイレクトモード、スルーモードを選択することで遅延を抑えることが出来ます。
AQUOS/BRAVIAはゲームモードでも他メーカーの同モードに比較すると遅延しますので、映像補正関係の処理を出来るだけカットしたほうが遅延が少なくなります。

ただし、映像補正をある程度カットすると多少見栄えは悪くなり、残像も出始めます。
とはいえ、テレビと適切な距離でプレイしている限り、あまり気にならないと思います。

もし、新しくディスプレイを購入してでも遅延を抑えてプレイしたいという場合は、PC用モニターでゲームモードやダイレクトモード、スルーモードが備わった機種を選ぶ必要があります。

以上が、テレビに関する遅延対策です。


■ネットワークの遅延対策について
家庭用VF5FSをプレイする準備について【環境編】_a0147539_2394619.jpg

やはりパイたんは可愛いですね。

通信対戦を行う際には、出来るだけ通信品質劣化による遅延は避ける必要があります。

前回のエントリーで、ゲーム機本体と通信機器の距離が離れている場合には無線通信品質を向上させるためにイーサネットコンバータを使うことをオススメしました。
しかし、ラグを極力抑えるためには、やはり有線LANという形でゲーム機と通信機器をLANケーブルで接続する必要があります。
LANケーブルには厚さ2mmくらいのものもありますので、引き戸やドアの隙間は結構クリア出来ます。

また、古いルータを使用している場合も要注意です。
通信機器には、機器自体の通信処理量を表すスループットという値があります。
例えば、100Mbpsの光回線を使っていても、スループットが50Mbpsのルータを使用している場合は、50Mbps以上の通信速度を得ることが出来なくなります。
やたらと安いルータ、もしくは5年以上前に導入したルータについては、一度スペックを確認してみてください。


■コントローラについて
VF5FSはゲーム機付属のコントローラでも操作は可能です。
格闘対戦ゲームをプレイする際、付属コントローラ操作に慣れている方はそのままで良いのですが、アーケードゲーマーがプレイする際には、やはりスティックタイプのコントローラがあったほうが、ゲームの楽しさが何倍も違うかと思います。

オススメは、間違いなく以下です。

・PS3:リアルアーケードプロ.V3 SA
・XBOX360:リアルアーケードPro.VX SA
※HORIのHPの製品情報でご確認ください。

いずれも価格は1万円を超えますが、ゲーセン筐体の操作感覚がそのまま家庭で体感出来る逸品と言って間違いないと思います。
ただし、コントローラがいくら良くても、テーブルの上に置いた場合はゴム足が付いていようと滑ってしまいます。
なので、コントローラを購入して手元にある方は、VF5FSの稼動を待つことなく、何かのゲームで操作を試して固定対策をしておくことをオススメします。

ちなみに、自分はこのようにしています。
家庭用VF5FSをプレイする準備について【環境編】_a0147539_14748100.jpg

コントローラは、プレイする時だけセットするので、適当な大きさに切ったグリップマットを敷いています。
激し過ぎる操作をすると滑りますが、俺がKOF13をプレイしている程度ではほとんどズレずに操作できるようになりました。
他にも良い方法があろうかと思いますが、手軽に出来て収納も簡単な事例として紹介しました。

また、コントローラを購入した場合には、PS3本体にはUSBポートが2つしかないのでUSBポートの空きが足りなくなることが懸念されます。
USBポート増設については、こちらをご参考ください。

PS3でのコントローラ番号の切り替えは、PSボタン押しっぱなしで出てくる画面から行うことが可能です。

環境編については以上です。


次回は活用編ということで、以下のエントリーを予定します。

・PS3の簡単なメンテナンス
・動画キャプチャとスクリーンショットの方法
・HDD載せ替え


それでは。
by TrickBlue | 2012-06-02 03:26 | その他

バーチャファイターのパイに萌える気持ち中心のブログです。


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