ニコニコ動画のエンコードについて
2010年 03月 15日
今回は趣向を変えて、コスチュームを動画でもキレイに見せたい俺のための動画アップロードのコツについて解説したいと思います。
バーチャファイターの動画をニコニコ動画にアップロードした際、画質が劣化してしまってガッカリするなんてことがあると思います。
バーチャ動画は、VFNETからダウンロードしたWMVファイルは以下の状態です。
フレームレート:2179kbps
コマ数:1秒間に60コマ
これをそのままアップロードすると、画質は半分以下に落とされてしまいます。
コマも1秒間に29.97コマ程度まで落とされます。
Windows Movie Makerで編集する際にはフレームレートは問題ありませんが、1秒間30コマまで落とされるので、少し動きが早くなったように見えてしまいます。
しかし、通常のテレビ番組は1秒間24コマですし、ニコニコ動画やYoutubeも1秒間29.97コマまで落とされるので、特別な環境で動画を見たり共有しない限り、このコマ落ちは特に気にする必要はありません。
あとは、限られたフレームレートでいかにキレイに動画をエンコードするか?となります。
エンコードというと、ちょっと難しい言葉のように見えますが、エラい人たちの恩恵を受けられる今はそれほど難しいことではなくなりました。
まずは、俺が使っているソフトウェアを紹介します。
■ニコエンコ
ニコエンコでエンコードしてアップロードしたバーチャ動画
■Media Coder
Media Coderでエンコードしてアップロードしたバーチャ動画
こうやって比較してみると、バーチャの動画にはMedia Coderが適していると言えます。
Media Coderの導入から、ニコニコ動画で使用するのに最適な設定が分かるページはMediaCoder @Wikiです。
すごく簡単に書くと、Media Coderをインストールし、MediaCoder @Wikiからニコニコ動画用H.264作成で解説されている設定ファイルをダウンロードし、FileからLoad Presetを選択し、ダウンロードしたxmlファイルを選択してOKか何か押せば設定完了です。
インストールした後は、Media Coderを起動し、リストのところにエンコードしたい動画ファイルをドラッグアンドドロップして、ボタンを押せばエンコードしてくれます。
下の絵で、吹き出しが出ているボタンです。
そして、ニコニコへアップロードすれば完了です。
ニコニコ動画でキレイな動画を公開したい方は、ぜひお試しください。
ちなみに、今回比較用にアップロードした動画は、とある鉄拳キャラのコスチュームですw
次回か、その次あたりにエントリー予定です。
それでは。